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アトピー性皮膚炎


かゆみを伴う湿疹を主な病変とする慢性的に経過する疾患です。
原因はまだ完全には明らかになっていませんが、皮膚の乾燥とバリア機能の低下があり、外的刺激と遺伝的にIgE抗体を作りやすいアレルギー素因も関連して生じます。

治療
①外用はproactive(プロアクティブ)療法
炎症を抑えるためにはステロイド外用薬や免疫抑制薬の外用です。
増悪部位で湿潤している箇所はステロイド外用で治療します。
まずは、強めのステロイドでかゆみなどの症状を改善させます。症状が改善したら免疫抑制薬や弱めのステロイドに変更し、1日おきから週2回など間欠的に外用を続けます。

②保湿薬の毎日の外用
アトピー性皮膚炎の患者は常に乾燥にさらされています。
保湿は大切です。ステロイドなど外用だけではダメです。ヘパリン類似物質などの保湿薬を入浴後すぐに塗布しましょう。

③かゆみに対して抗ヒスタミン薬を内服します。

ケアのポイント
①悪化要因は、乾燥、発汗、ストレス、ダニ、ほこり、食事(乳幼児の一部)など複数が考えられます。そのため、どれか一つに対する対策では良くなりません。

②引っ掻くことによる症状の悪化が問題となります。かゆみを増強させるような ライフスタイル(大量の発汗、熱い風呂、過量の飲酒、香辛料など)は避けましょう。

③アトピー性皮膚炎は適切な治療を行えば、良い状態を保ち元気に生活することができます。悪化してから受診するのではなく、まずは定期的に受診して下さい。

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